ヒュギーヌスにより以下の話が伝えられている。ドデカネス諸島のレロス島には、野ウサギがいなかった。あるとき、妊娠した野ウサギが連れてこられ、島の皆がそれを増やしに掛かった。すると今度は野ウサギが増えすぎたせいで作物は打撃を受け、飢餓により人口が減ってしまった。そこで島の人々はウサギを撲滅した。このことを忘れないように戒めとして、うさぎを星座とした。 またアラトスはその詩の中で、オリオンの足元で大犬に追われるウサギについて述べている。